このサイトをご覧の皆さまは何らかの理由で「投資」に興味を持っているのだと思います。
「郵貯金としてお金を預けていても利率が1%にも満たない」
「将来のライフイベントに向けてお金を蓄えたい」
「給料以外の副収入が欲しい。投資で儲けたい」
「将来に経済的な不安を感じる」
様々なキッカケから「投資」に興味を持ったのだと思います。
高度成長期の終焉と共に、日本も先行きの見えない時代に突入しました。
以前は、真面目に勤務していれさえすれば、毎年給料のベースアップが待っており、
年齢を重ねるごとに所得もあがっていたものです。
そんな時代ならば、「投資」に興味を抱かなかった人もたくさんいるかと思います。
しかし、目の前にあるのは「先行きが見えない」、「年金もあてにならない」、
「給料もなかなかあがらない」、そんな厳しい時代です。
「先行きが見えない」、「国」も「会社」もあてにならないのならば、
自分自身でなんとかするしかありません。
ではどうすれば良いか?「会社をやめて自分でビジネスを始める?」
誰にでも出来れば苦労はありません。
そうなるとやはり最も現実的なのは「投資」になってくるかと思います。
月々1万円の支出を削って、投資にまわす事だったら、そんなに難しい事ではありません。
「投資信託」であればほとんどの「投資信託」が1万円でも「投資」する事ができます。
小額からでも「投資」することが出来る、それが「投資信託」のメリットです。
財団法人 日本証券経済研究所の統計資料によると
1952年から2005年度までの「国内株式」の「年間平均収益率」は13.4%と
素晴らしい数字を残しています。
仮にこの「年間平均収益率」の13.4%で、月々10万円を10年間運用すると
実に2,500万円と一般的な退職金相当に資産が得られることになります。
月々10万円を10年間、無利子の預金に預けるとしたら、合計は1,200万円。つまり資産が2倍以上になっているのです。
月々5万円しか投資できない人でも、
14年1ヶ月かければ2,500万円の資産を得る事ができます。
月々5万円を14年1ヶ月、無利子の預金に預けるとしたら、合計は846万円にしかなりません。
「投資」をある程度の期間をかけて、
「実証された手法」に基づいておこなえば、
初心者の方でも高い確率で利益を得る事ができると思います。
「先行きが見えない」、「国」も「会社」もあてにならないのならば、
自分自身でなんとかするしかありません。
その際、「投資」はあなたの大きな手助けとなるでしょう。
「確立された手法」に沿って「投資」をする事によって、「リスク」を軽減し、「利益」を得る確率を高める事ができます。
初めての方向けの記事はこちらにありますので参考にして下さい。
今まで、どんな投資信託を買えば良い?- その1 - 、どんな投資信託を買えば良い?- その2 - の
2回にわたって「国内」と「国外」の「株式」や「債券」をそれぞれ保持する事によって
「リスク」を軽減させる、「投資対象の分散」について書きました。
どんな投資信託を買えば良い?- その3 - では、「ドル・コスト平均法」による
「定期定額購入」をおこない、「リスク」を軽減させる、
「投資機会の分散」について書いてきました。
そして前回のどんな投資信託を買えば良い?- その4 - では
「アセット・アロケーション」(資産配分)を決定してつくられた
「ポートフォリオ」(保有資産の一覧)を半年から一年に一度チェックし、
相場の変動による「配分比率」のずれを「リバランス」(配分比率を調整)
する事について書きました。
今回は運用するうえで最も重要で、最も多くの人が
失敗している事について説明していきたいと思います。
それでは、運用するうえで最も重要な事とは何でしょうか? それは感情的な意思決定をしない。これに尽きます。
「ポートフォリオ」を決定して、運用を行なっていくと様々な「雑音」が入ってきます。例えば、市場全体が大きく下落したり上昇する事もあるでしょう。
そんな時、「本当にこのポートフォリオで良いのだろうか?」
「もっと良い投資信託に変えた方が良いんじゃないか?」
そんなふうに考えてしまいませんか?
毎月コツコツと地道に投資しているのですから、無理もない事です。
そんな時に「旬な投資信託」などに魅力を感じてしまうものです。
他にも少し投資に慣れてきたりすると「定期的」に買うのではなく、
自分で最適な「タイミング」を探し、投資信託を買おうとしたり、
自信がついたばかりに他の金融商品に手をつけたりと、
「感情的な意思決定」をあげたらキリがありません。
大抵、こんな感情的な意思決定から多くの人が失敗を犯してしまいます。
迷った時には「感情的な意思決定は失敗の素」と思い返してみて下さい。
今まで、どんな投資信託を買えば良い?- その1 - 、どんな投資信託を買えば良い?- その2 - の
2回にわたって「国内」と「国外」の「株式」や「債券」をそれぞれ保持する事によって
「リスク」を軽減させる、「投資対象の分散」について書きました。
どんな投資信託を買えば良い?- その3 - では、「ドル・コスト平均法」による
「定期定額購入」をおこない、「リスク」を軽減させる、
「投資機会の分散」について書いてきました。
過去3回の記事とオススメファンドを参照していただければ、
ご自身で「アセット・アロケーション」を考慮した
「ポートフォリオ」(有価証券一覧)を組めるのではないかと思います。
「ポートフォリオ」が完成したら後は黙々と積立を行なっていくだけです。
今回と次回の2回で
運用していく上で心がけていかなくてはならない2つの重要なポイント
について説明していきます。今回は「リバランス」について説明します。「ポートフォリオ」が完成して運用を行なっていくと、
急激な上げ相場や下げ相場に直面する事があります。
そのような急激な市場の変動があると「株式」は80%と決めた「配分比率」
が少しづつずれてきてしまう事があります。
そうなってしまうとやはり「リスク」の度合いも変わってきてしまいます。
これを怠ると、当初想定していた「リスク」よりも実際の「リスク」が高くなってしまうケースや、
当初想定していた「リターン」も減ってしまうようなケースもあります。
こうなってしまうと元も子もありません。
そこで「リバランス」の必要がでてくるのです。
「配分比率」のチェックを、半年から年に1回は行ないましょう。
また、「配分比率」に5%以上のずれがでてきた場合には「リバランス」を行ないましょう。
さて実際に「リバランス」を行なうにはどうしたら良いでしょうか?このような方法があります。
- 配分が減った投資信託に資金を投入する
- 配分が増えた投資信託を一定口数売却し、配分が減った投資信託を購入する
1.の「配分が減った投資信託に資金を投入する」を選択するのが良いでしょう。
何故なら、2.の「配分が増えた投資信託を一定口数売却し、配分が減った投資信託を購入する」では
売却時に「コスト」がかかってしまうからです。
売却時に発生する「コスト」は「信託財産留保額」と、売却における利益額の「所得税」です。
「信託財産留保額」が設定されていない投資信託ではもちろん「信託財産留保額」はかかりません。
売却時に利益があがっている場合は、利益額の20%(2004年1月1日〜2008年3月31日は10%)の
「所得税」が発生してしまいます。
いつでも「コスト」の重要性は忘れないで下さい。
「リバランス」でも「コスト」は重要なポイントです。
また、「リバランス」を頻繁に行なって余計なコストをかけている話も
ちらほら耳にしますので、こちらも気をつけておいて下さい。
1.の「配分が減った投資信託に資金を投入する」の方法でもう一つ考えられる方法として、「配分比率」が増えてしまった投資信託の
月々積立てる金額を一定期間減らして調整するという手も考えられます。
逆に配分が減ってしまった投資信託の
月々積立てる金額を一定期間増やして調整しても良い訳です。
やはり「リバランス」で「配分比率」の調整を行なう際にも、
「投資機会の分散」は重要ですので、
調整に必要な金額が大きくなるようでしたら、
調整する金額を複数回に分散させ調整を行なうと良いでしょう。
今まで、どんな投資信託を買えば良い?- その1 - 、どんな投資信託を買えば良い?- その2 - の
2回にわたって「国内」と「国外」の「株式」や「債券」をそれぞれ保持する事によって
「リスク」を軽減させる、「投資対象の分散」について書きました。
今回は「投資機会の分散」が図れる「ドル・コスト平均法」について書いていこうと思います。
よく、「買いたい投資信託があるが、今の「基準価格」で買って良いのか迷っている」、
「基準価格」が高値になっていて今のタイミングで買って良いものか」などという話を耳にします。
確かに「基準価格」が最も安いところで買って、「基準価格」が最も高い時に売却すれば最高に儲かります。
しかし、現実には
相場を常に予測する事はプロでも非常に困難です。
様々な専門家の「マーケット予想」を私も目にしますが、的中する時もあれば的中しない時もあります。
つまり
今の投資信託の「基準価格」が買い時かどうかのタイミングは
未来になってみないと分からないのです。
ではどうしたら良いのでしょうか?そこで「ドル・コスト平均法」が登場してきます。
「ドル・コスト平均法」は多くに金融のプロに好まれている
「投資機会の分散」が図れる有効な手段です。
「ドル・コスト平均法」は投資信託だけでなく、
「株」、「為替」と相場が変動する多くの金融商品に活用されています。
ではそのプロにも好まれている「ドル・コスト平均法」とはどのような「テクニック」なのでしょうか?実は非常に単純で「ドル・コスト平均法」とは「定期的に一定の金額を投資する」、たったそれだけです。
それでは「ドル・コスト平均法」の効果について実際にみていきましょう。

上の図のように4ヶ月間、「基準価格」が変動したとします。
1ヶ月目では「基準価格」は1万円
2ヶ月目では「基準価格」は5千円
3ヶ月目では「基準価格」は2万円
4ヶ月目では「基準価格」は8千円
でした。
Aさんは毎月5万円ずつ積立をしました。(ドル・コスト平均法)
Bさんは毎月同じ口数5万口を積立をしました。(同口数積立)
Cさんは1ヶ月目に20万円購入をしました。(押し目買い)
さて、4ヵ月後の結果はどのようになっているでしょうか?
| 名前 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 合計 | 時価/損益 |
| Aさん | 50,000口 | 100,000口 | 25,000口 | 65,500口 | 237,500口 | 時価 \190,000 |
| \50,000 | \50,000 | \50,000 | \50,000 | \200,000 | 損益-\10,000 | |
| Bさん | 50,000口 | 50,000口 | 50,000口 | 50,000口 | 200,000口 | 時価 \160,000 |
| \50,000 | \25,000 | \100,000 | \40,000 | \215,000 | 損益-\55,000 | |
| Cさん | 200,000口 | 0口 | 0口 | 0口 | 200,000口 | 時価 \160,000 |
| \200,000 | \0 | \0 | \0 | \200,000 | 損益-\40,000 |
残念ながら3人ともマイナスの結果となってしまいましたが、
Aさんが最もマイナスが少ない事が分かるかと思います。
Cさんは評価時点で購入時点より「基準価格」が4千円下がっているため、
損がでているのはすぐに分かります。
Bさんは「ドル・コスト平均法」とは違い、
毎月同じ口数を買いました。
すると「ドル・コスト平均法」とは違い、
「基準価格」が安い時にはたくさんの口数が買えず、
「基準価格」が高い時にたくさんの口数を買ってしまい、
結果的に3人の中で最もマイナスが大きくなってしまいました。
同じ口数を定期的に買うのはオススメできません。
Aさんは毎月同じ金額を投資していたので、
「基準価格」が高い3ヶ月目には少ない口数しか買えませんでしたが、
「基準価格」が安い2ヶ月目と4ヶ月目ではたくさんの口数を買う事が出来ました。
結果として口数1単位に支払う平均コストは常に市場の平均価格よりも安くなります。
「ドル・コスト平均法」も決して万能な訳ではないですが、「投資機会」の間違いのリスクを減らす事ができます。
先程も述べましたが、相場を常に予測する事はプロでも非常に困難なのです。
「運」や「勘」に身を任せるよりも「確立」や「理論」に基づいて投資を行なってみてはいかがでしょうか。
投資信託の比較について書いていこうかと思います。
さて、アクティブ運用とは何でしょうか?
アクティブ運用とは投資家から集めたお金を
ファンドマネージャーが色々な投資手法や投資判断によって
目標とする市場指数(ベンチマーク)を上回るリターンを目指す
運用の事を言います。
対するパッシブ(インデックス)運用とは?パッシブインデックス)運用とは投資家から集めたお金を
市場指数(ベンチマーク)に連動させる事を目指す運用の事を言います。
ちなみにパッシブとは「受身」の意味でアクティブの「活発」とは反対の意味になります。
さて、10年間運用をするとしたらどちらが有利でしょうか?
答えは意外にもインデックス運用の方が有利なのです。
米国大手投資運用会社のバンガードによると1989年から1998年の10年間の累積リターンをみると75%のアクティブファンドが
インデックスファンドのリターンを下回ったのです。
何故このような結果になるのでしょうか?
理由その1
アクティブファンドは総じて「コスト」がインデックスファンドよりも高い
「投資信託選びの鉄則 - その1 - 」にも書いたように「コスト」、特に信託報酬については想像以上にリターンに影響を及ぼします。
アクティブ運用はプロのファンドマネージャーが色々な投資手法や投資判断を駆使し、
投資信託を運用するため、「コスト」が割高になるのです。
理由その2
市場の効率性
市場の効率性が高いために、「コスト」を費やして色々な投資手法や投資判断を行なってもアクティブファンドの多くはインデックスファンドを上回る事が出来ない。
長期にわたってインデックスファンドを上回るリターンをあげているアクティブファンドも
もちろんありますが、これらは例外的な投資信託と考えても良いかと思います。
世界長者番付でビル・ゲイツと1位を争うアメリカの著名な株式投資家である、
ウォーレン・バフェットも、インデックスファンドについて
「機関投資家であれ、個人投資家であれ、普通株を購入する場合、
手数料が最も安いインデックスファンドを通じた投資が最良であると、
分かるでしょう。この方法ならば、運用結果はほとんどのプロ投資家よりも
良いはずです。」
と述べています。今回はインデックスファンドとアクティブファンドを比較してみました。
投資の知識が少ない初心者の方ほど、「新興国」、「BRICS」、「分配重視」といった
魅力的な販売文句を持った投資信託を買ってしまいがちです。
大抵、これらの投資信託は「高コスト」であったり、「低効率」である場合が多いです。
一見、地味で面白味のないインデックスファンドですが、その実力はピカ一です。
是非とも覚えておいて下さい。
※より詳しくインデックスファンドの優位性を知りたい方はこちらも参考にして下さい。





