今まで、どんな投資信託を買えば良い?- その1 - 、どんな投資信託を買えば良い?- その2 - の
2回にわたって「国内」と「国外」の「株式」や「債券」をそれぞれ保持する事によって
「リスク」を軽減させる、「投資対象の分散」について書きました。
どんな投資信託を買えば良い?- その3 - では、「ドル・コスト平均法」による
「定期定額購入」をおこない、「リスク」を軽減させる、
「投資機会の分散」について書いてきました。
過去3回の記事とオススメファンドを参照していただければ、
ご自身で「アセット・アロケーション」を考慮した
「ポートフォリオ」(有価証券一覧)を組めるのではないかと思います。
「ポートフォリオ」が完成したら後は黙々と積立を行なっていくだけです。
今回と次回の2回で
運用していく上で心がけていかなくてはならない2つの重要なポイント
について説明していきます。今回は「リバランス」について説明します。「ポートフォリオ」が完成して運用を行なっていくと、
急激な上げ相場や下げ相場に直面する事があります。
そのような急激な市場の変動があると「株式」は80%と決めた「配分比率」
が少しづつずれてきてしまう事があります。
そうなってしまうとやはり「リスク」の度合いも変わってきてしまいます。
これを怠ると、当初想定していた「リスク」よりも実際の「リスク」が高くなってしまうケースや、
当初想定していた「リターン」も減ってしまうようなケースもあります。
こうなってしまうと元も子もありません。
そこで「リバランス」の必要がでてくるのです。
「配分比率」のチェックを、半年から年に1回は行ないましょう。
また、「配分比率」に5%以上のずれがでてきた場合には「リバランス」を行ないましょう。
さて実際に「リバランス」を行なうにはどうしたら良いでしょうか?このような方法があります。
- 配分が減った投資信託に資金を投入する
- 配分が増えた投資信託を一定口数売却し、配分が減った投資信託を購入する
1.の「配分が減った投資信託に資金を投入する」を選択するのが良いでしょう。
何故なら、2.の「配分が増えた投資信託を一定口数売却し、配分が減った投資信託を購入する」では
売却時に「コスト」がかかってしまうからです。
売却時に発生する「コスト」は「信託財産留保額」と、売却における利益額の「所得税」です。
「信託財産留保額」が設定されていない投資信託ではもちろん「信託財産留保額」はかかりません。
売却時に利益があがっている場合は、利益額の20%(2004年1月1日〜2008年3月31日は10%)の
「所得税」が発生してしまいます。
いつでも「コスト」の重要性は忘れないで下さい。
「リバランス」でも「コスト」は重要なポイントです。
また、「リバランス」を頻繁に行なって余計なコストをかけている話も
ちらほら耳にしますので、こちらも気をつけておいて下さい。
1.の「配分が減った投資信託に資金を投入する」の方法でもう一つ考えられる方法として、「配分比率」が増えてしまった投資信託の
月々積立てる金額を一定期間減らして調整するという手も考えられます。
逆に配分が減ってしまった投資信託の
月々積立てる金額を一定期間増やして調整しても良い訳です。
やはり「リバランス」で「配分比率」の調整を行なう際にも、
「投資機会の分散」は重要ですので、
調整に必要な金額が大きくなるようでしたら、
調整する金額を複数回に分散させ調整を行なうと良いでしょう。
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