迷う方も多いかと思います。
どの投資信託を購入するかももちろん重要なのですが、
投資の世界ではこんな言葉があります。
「運用成果の8割がアセットアロケーションで決まる」
運用成果の8割がアセットアロケーションによって決まってしまうのならば、これを考えない手はありません。
「アセット・アロケーション」とは資産(アセット)をどのような配分(アロケーション)で
保有するかという意味です。
資産(アセット)には様々な種類があります。
代表的な資産(アセット)をあげると、
最も身近なところでは「現金」、「預貯金」、
そして、「不動産」、「株式」、「債券」などがあります。
「債券」という言葉に馴染みがない方もいるかと思います。
投資信託の世界では「債券」は「株式」と同様に重要な配分(アロケーション)先と
なってくるので意味を押さえておいて下さい。
簡単に説明しますと、
「債券」とは「企業、地方自治体、政府により発行される債務証券」つまり借金の証書の事です。
当然、無償でお金を提供する訳ではありませんので、「債券」を買った人には利子が支払われます。
さて、それでは投資信託で資産(アセット)を配分(アロケーション)するのに重要な「リスク」と「リターン」の関係についてふれていきたいと思います。
以下の図が資産(アセット)の「リスク」と「リターン」の関係を表す図になります。
ちなみに「不動産」に関する投資信託は「分配金」重視の投資信託と
なっているため、この図では外しています。
(「分配金」重視の投資信託の投資信託をオススメしない理由についてはこちら)

パッとみてすぐにお分かりいただけるかと思いますが、
高い「リターン」が期待できる資産(アセット)には相応する「リスク」が伴う
という事がお分かりいただけるかと思います。
ガッカリされましたでしょうか?ところが「株式」の特性を活かす事によって「リスク」を減らす方法が
あるのです。
「株式」は短期的な値動きの「リスク」は高いのですが、
投資期間が長くなるにつれ、リスクが減少する特性があります。
つまり、長期投資では「株式」の配分(アロケーション)を増やすことによって、
「リスク」の割りに高い「リターン」を期待することが出来るのです。
ただ、全ての方が長期的に投資を行なえる訳ではないかと思います。以下に投資期間における資産(アセット)の配分(アロケーション)の目安を
示しますので、参考にして下さい。
長期投資の場合

中期投資の場合

短期投資の場合

そう言っていただけますと、
とても励みになります。
今後ともよろしくお願いします。
モーニングスターのらくらくファンド検索、私も試してみてどのくらい信用性あるのかな?と感じていたところです。
また、資産運用におけるアセットアロケーションの重要性を最近よく本などでも見受け、株式の配分に頭を悩ませています…
assetsさんにとって長期は何年ぐらいを目安とされているのでしょうか?
株式80は多くないですか?
一年目で株の20、30%が目減りしてしまう可能性も十分考えられると思うのですが…。
その場合その後立ち行かなくなりませんか?
コメントありがとうございます。
長期投資の目安は、10年〜20年以上と考えていただくと良いと思います。
可能であれば、20年を考慮するのが望ましいと思います。
何故20年かと言う点ですが、
株式の収益率の過去データから考慮すると、
株式を20年持てば平均収益率がほぼ確実にプラスに転じているからです。
これは日本市場、米国市場ともに言える事です。
10年保有すればかなりの確立でプラスに転じているのですが、
日本で言えばバブルのような大幅な下落相場に運悪く当たってしまった場合、
10年保有してもプラスに転じない場合があります。(過去データから見ると20%以下の確立と考えて下さい。)
株式80%は多くないか?との指摘ですが、
個々のリスク許容度は異なりますから、
過去のデータ等を参考にして、
自分自身のリスク許容度に応じて
各資産の保有比率を調整して
いただければ良いと思います。
また、最後の質問の大幅な下落相場があった場合、
その後立ち行かなくなるのではないか?という点ですが、
大幅な下落相場をまともに受けてしまえば、
プラスに転じさせるまで時間がかかる事になってしまいます。
そのような事態にならないために、地域の分散を図るのが得策だと思います。
MSCIコクサイ指数のように世界の時価総額の加重平均で
アセットアロケーションを保有するのは一つの合理的な選択肢ではないでしょうか。
以下、株式の保有期間と平均収益率の日本市場の過去データです。
参考になりますので目を通してみると良いと思います。
株式投資収益率(国内株式市場)
http://www.jsri.or.jp/web/publish/returns/2005/hyo2.pdf
以下、おまけです。
米国株式過去データ(S&P500の過去50年)
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=%5EGSPC&t=my
お手数おかけしました。
日本、米国ともに資料拝見させて頂きました。
細かいデータがあるんですね。表で見たのは初めてです。
米国市場はいろいろな過去のデータから判断して投資するに足るマーケットと思えるんですが、こと日本となると過去20年が特別でしたから、データから将来を推し量るのは難しく。。。
正直投資することをためらってしまいます。
10年前の秋頃から個別銘柄投資をしてきましたが長い長いトンネルをこの春やっと出た感があります。
苦い体験が邪魔をするのでしょうかつぎ込む資産はあの頃より沢山あるのに判断に苦しみます。
老後に向けこれ以上時間は無駄にできないので、この度インデックス運用に転向することにしました。
またいろいろご教示ください。
assetsさんのブログ読むの楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
遠慮なく問合せ下さい。
私で分る範囲であればお答えします。
投資するに足るマーケットというのは
非常に判断が難しいですね。
本来、国内市場は為替の影響がない事から
ポートフォリオの中心に据えるべき投資対称だと思うのですが、
私も日本株式市場に関しては、ネガティブに捉えており、
株式の日本市場の比率は株式全体の10%程度しか保有しておりません。
過去データから省みれば、米国市場が他先進国と比較しても類のない
安定した相場(大幅な下落相場が最も少ない)となっていますが、
やはり未来に関しては今までと同様に
安定した相場となるかどうかは分かりません。
また、同様の意見になってしまい、申し訳ありませんが、
投資対象のマーケットの判断の影響を
少なく抑えるためにも投資対象市場の分散が重要だと思います。
ご丁寧なコメントありがとうございました。
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