前回の記事、「-投資信託-ヘッジファンドの投資戦略No.1」で、2004年度時点で
ヘッジファンドに最も多く用いられいてる投資戦略「ロング・ショート型」について説明しました。
今回は、次いで多く用いられている投資戦略「マーケット・ニュートラル型」について
説明してきたいと思います。
実はこの「マーケット・ニュートラル型」は前回の記事で説明した
「ロング・ショート型」と非常に良く似ています。
「マーケット・ニュートラル型」も「ロング(買い入れ・売り待ち)」と
「ショート(売り入れ・買い待ち)」を使った「投資戦略」なのです。
何が違うのか?
「マーケット・ニュートラル型」は、
ほぼ同額の「ロング(買い入れ・売り待ち)」と
「ショート(売り入れ・買い待ち)」を行なう点が「ロング・ショート型」と異なります。
単純に考えてみると、ほぼ同額の「ロング(買い入れ・売り待ち)」と「ショート(売り入れ・買い待ち)」を行なった場合、市場の動向がマイナスになろうとプラスになろうと
同額の「ロング(買い入れ・売り待ち)」と「ショート(売り入れ・買い待ち)」を入れているのだから、
損得は限りなく「ゼロ」に近くなるはずです。
「マーケット(市場)・ニュートラル型(中立)」の名前の由来が分かっていただけるかと思います。
この「マーケット・ニュートラル型」ですが、単純に考えただけで
比較的「リスク」が低い事が分かります。
しかし、いつも「損得」がないのならば、「投資」する意味がありません。
一体、どうやって「利益」を追求するのでしょうか?
「マーケット・ニュートラル型」の肝は「銘柄選定」にあります。
「マーケット・ニュートラル型」では、「市場平均」を上回ると判断した「銘柄」を「ロング(買入れ・売り待ち)」に、
そして、「市場平均」を下回ると判断した「銘柄」を「ショート(売り入れ・買い待ち)」とするのです。
この「銘柄選定」が正しければ「市場」が上昇しようが、下落しようが、どちらに傾いても「利益」を得る事ができます。
今回は、「マーケット・ニュートラル型」について説明しました。
次回は、「イベント・ドリブン型」について説明します。
この「マーケット・ニュートラル型」ですが、
現在、国内の「公募投資信託」でも10本以上の取扱があります。
(※「ヘッジファンド」の代表的な「投資戦略」の紹介が終わった後で、
「ヘッジファンド」の「投信戦略」を用いた「公募投資信託」を紹介します。)
モーニングスターでも特集が組まれていましたので、ご参考まで。
絶対収益追求型ファンド〜マーケットニュートラルファンド〜
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